【多摩川】 ～公園天国、お散歩天国

【交通】
東急多摩川線の始発駅で、東横線と目黒線の急行停車駅でもある多摩川駅。東急電鉄の３路線が接続していますので、蒲田駅に並ぶアクセスの良さが際立ちます。普段JR線を利用しない方だったら、とても利便性の高い駅だと思います。
路線バスは、南口から徒歩２分のところにターミナルがあり、二子玉川駅や渋谷駅（都立大学経由）行きが運行しています。

【生活面】
駅の周辺には、コンビニエンスストアが１件あるのみ。一番近いスーパーは、お隣の田園調布駅にある「プレッセ」だと思われます。自転車で５～６分走ると環八沿いに「スーパー田園」がありますが、探し物を確実にゲットするためには二駅先の自由が丘まで行くほうが無難でしょう。中原街道沿いに「すかいらーく」はあるものの（駅から徒歩５分程度）、夜型のライフスタイルの方にとってはやや不自由な面があるかもしれませんね。
同じく、中原街道沿いに有名な洋菓子店の「ルージュ ブランシュ」の本店があります。ここのチーズモンブランはおいしいですよ。

【セールスポイント】
深夜営業のスーパーや活気あふれる商店街の存在など、多摩川よりも生活しやすい町は大田区内にいくらでもあるかもしれません。しかし、私が多摩川で感じた魅力は、そのような不利をすべて忘れさせるほど大きいものでした。
多摩川の、都会の喧騒を感じさせない町の静けさが、日々のサラリーマン生活で疲れた体に心地よいのです。外で夜遊びするよりも、どちらかというと家でゆっくり過ごす時間が好きな方には最高の環境です。
多摩川の河川敷が近いだけではなく駅周辺には大きな公園も多いので、ペットを連れての散歩や散歩ついでに公園のベンチで読書＆うたた寝なんて過ごし方もGOOD！です。河川敷では、楽器の練習をされている人やバーベキューを楽しむ人の姿が多く見られます。




多摩川線の線路沿いにある「東急スイミングスクールたまがわ」は、プールを日曜日に一般開放しています。大人は1,500円で利用可能。２５ｍ×７本のコースがあり、ジムのプールに比べると圧倒的に空いているので、穴場です。（8/12追記）


多摩川に架かる丸子橋付近は、アザラシの“たまちゃん”が住みついていたことでも有名です。海水と淡水が混ざり合う汽水域なので、シーバスも釣れます。

都会の利便性を捨て（といっても十分便利な土地ですが）多摩川に住むことを選んだ人へは、“夕暮れ”という特権も与えられます。わざわざ遠くまで出かけていかなくてもいつでも見ることのできるキレイな夕暮れは、コンクリートジャングルから開放された感じがして安らぎます。
駅から徒歩２分のところにある浅間神社から見る風景は、なかなか情緒がありますよ。（下の写真です。）

多摩川駅周辺も住所でいうと田園調布になりますので家賃は若干高いかもしれませんが、理想とするライフスタイルと住環境がマッチした人にとっては払う価値のある値段だと思います。

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